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hanamiduki
soap & candles
花水月のこと
まだ20代だった頃
伊良部島という 宮古島の離島の小さな島にたどり着きました
それは まさに晴天のへきれき
それまでは普通に 勤めに出て
それなりにやりがいはありつつも
お金をもらう為に働いて
お洋服を買って お化粧品も買って
友達とのみに行ったり コンパに行ったり
それなりに それは楽しい毎日でした
たまたまその年 初めて行った伊良部島に
2ヵ月後には移住するなんてこと全く
想定外の出来事でした
しかしその島での日々は
あたしに 新しい人生を与えてくれました
月の満ち欠けや 潮の満ち引きに敏感になり
太陽の力を 全身に感じ毎日
夕日の沈むのを 眺め海を見ながら
波の音をききながら
自分の心と向き合う日々
そして そこにあるたくさんの植物の利用法を学びました
手作りの 丁寧に暮らす人たちが
そこにはまだまだ たくさんいました
その島で わたしも生きかえり 生きなおしたのでした
その島から卒業して帰って今わたしに出来ること
植物からたくさんの愛と恵みをおすそ分けしていただき
そして植物に優しい環境を
お返しできる生活の提案が出来るように
継続可能な循環の世の中を
子どもたちに 今以上の地球を
ちいさなちいなさ一歩を
歩んでいこうと思っています
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